意識高い系について思う事。

先日、いわゆる意識の高い系の人が100人近く集まるイベントに行ってきました。熱量が凄かったです。
せっかくなので意識の高い系について前々から思ってた事を書きます。
 
そもそも「意識高い系」とは、ここ1年間ネット界隈で飛びかっている言葉です。
意味は、常見陽平さんのブログをもとにすると
 
  • 自分のプロフィールを盛りまくる奴!
  • 名言を受け売りしまくる奴!
  • やたらと人脈を作り、自慢する奴!
  • 勉強会、異業種交流会をやたらと開く奴!
  • 「いつかは起業したいっす」とか将来のビジョンについて、ムダに熱く語る奴!
  • ビジネス書を読みまくって、その真似をしまくる奴!
 
らしいです。
うん。確かに意識高そうな感じだけはプンプン放たれてますが、中身あるのww  ってのが常見さんを筆頭にする意識の高い方々。
 
一理あるんだけど、逆より遥かに良い。というのが僕の結論。さっきの例をとると、
 
  • 自分のプロフィールから何も伝わらない人。
  • 名言からは学ばない人。
  • 人脈は作らず身の回りの人とのみ関わる人。
  • 勉強会、交流会などには参加しない人。
  • 将来のビジョンについて、熱く語れない人。
  • 本などは参考にせずに何となく自分で思った事をする人。
 
ちょっと悪意を感じる真逆を書きましたが、どっちが良いかは明らかじゃないでしょうか?
 
確かに、人の話しを鵜呑みにして受け売りしたり本当にすべき事から目を逸らし逃避していたり は
ちょっと違うかなとは思います。
 
でも、座ったままの人が背伸びしてる人をバカにするのは違うのかなって思うんです。
 
正直言って、僕は学生団体とか苦手です。
「俺たちやってますぜ!」みたいな感じを振りかざしてる人が多くて中身の無い人が多いなって思います。
 
でも、何も考えずに何もしてない人よりも100%良いと思います。
 
人は失敗を繰り返し恥をかき、それでも背伸びして後ろ指さされて、それでも背伸びして
 
そうやって成長していくものだと思います。
 
そうやって足掻いてる人を笑ってる人達は人生を確実に成功に導く方法でも知っているのでしょうか?
もちろん、意識の高い系(笑)とセンセーショナルな言葉を使って煽りつつ中身を見てみれば至極真っ当な事を言っている人もいます。
でも、この言葉を使って人を嘲笑ってる皆さん。
笑いの種だった学生に引き摺り下ろされる日を楽しみに待っていて下さいね。
 
これは挑戦でも何でもなく繰り返されてきた事実です。
「意識高い系という病」の著者である常見陽平自身、「元意識の高い系」です。そして当時の大人達を引き摺り下ろして今の位置にいる。
彼自身も学生をセンセーショナルな言葉で煽りながら、自分を超えるような若者の成長とその対決を実は楽しみにしてるんじゃないかなって勝手に思っています。